「ひろう」は「拾う」「広う」どっち?正しい表記と意味を解説

「ひろう」を漢字で書くなら、一般的には「拾う」を使います。

「広う」は、現代の一般的な「ひろう」の表記としては使いません。

迷ったら、「拾う」でよいと考えて大丈夫です。

「拾う」の意味

「拾う」は、落ちている物を取るだけでなく、音・情報・意見などを見つけて取り上げる意味にも使います。

財布を拾う。
ごみを拾う。
声を拾う。
情報を拾う。

共通しているのは、何かを見つけて取り上げるというイメージです。

具体例で見る「拾う」の使い方

「落とし物をひろう」は「拾う」

道で財布を拾う。
落ちていた鍵を拾う。
ごみを拾う。

地面などにある物を見つけて手に取る場合は「拾う」です。

「声をひろう」も「拾う」

マイクが周囲の声を拾う。
小さな音まで拾う。

この場合は、音を実際に手で取るわけではありません。

音をとらえる・取り込むという意味で「拾う」を使います。

「情報をひろう」「意見をひろう」も「拾う」

SNSから情報を拾う。
会議で出た意見を拾う。
会話の中から重要な言葉を拾う。

ここでも、必要なものを見つけて取り上げる意味です。

「広う」は使わないの?

通常の文章では、「ひろう」の意味で「広う」とは書きません。

「広」は「広い」「広げる」「広がる」などに使う漢字です。

そのため、「ひろう」と書きたいときは「拾う」と考えれば十分です。

迷いやすい「拾う」のケース

「命をひろう」は「拾う」

九死に一生を得て、命を拾った。

これは、危険な状況から助かるという比喩的な使い方です。

「チャンスをひろう」も「拾う」

相手のミスからチャンスを拾う。

偶然得た機会をものにする意味でも「拾う」が使われます。

「相手の言葉をひろう」は「拾う」

相手の発言を拾って話を広げる。

発言の中から一部を取り上げる意味です。

「拾う」はどこまで比喩的に使える?

物を拾う

  • 財布を拾う
  • ごみを拾う
  • 鍵を拾う

音や声を拾う

  • マイクが声を拾う
  • 雑音を拾う

情報や意見を拾う

  • 情報を拾う
  • 意見を拾う
  • キーワードを拾う

どの用法にも、その中から見つけて取り上げるという共通点があります。

迷ったときの見分け方

「ひろう」を漢字で書くなら、基本的には「拾う」で問題ありません。

  • 財布を拾う
  • ごみを拾う
  • 声を拾う
  • 情報を拾う
  • 意見を拾う

物だけでなく、音や情報にも「拾う」が使えます。

まとめると「ひろう」は基本的に「拾う」

「ひろう」の表記で迷ったら、「拾う」を使うと覚えておけば十分です。

「拾う」は、

物を取る
音をとらえる
情報や意見を取り上げる

といった場面で使えます。

「広う」は、現代の一般的な表記としては使わないと考えてよいでしょう。

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