「以外」と「意外」はどっち?意味の違いと使い分けを例文で解説

「自分いがいは全員参加」「いがいと簡単だった」。

どちらも「いがい」と読みますが、使う漢字は違います。

一言で分けると、

以外=それを除く
意外=予想と違う

です。

つまり、

自分以外は全員参加した。
意外と簡単だった。

と使い分けます。

「以外」と「意外」の違い

言葉意味言い換え例
以外あるものを除いたほか〜を除いて、〜のほか私以外は知っていた
意外予想・想像と違う思ったより、予想外意外と難しい

迷ったときは、

「〜を除いて」に言い換えられる → 以外
「思ったより」に言い換えられる → 意外

と考えると分かりやすいです。

「以外」は「それを除く」という意味

「以外」は、あるものを基準にして、それを除いた範囲を表します。

人を除く

私以外は全員知っていた。
担当者以外は入れません。
子ども以外は参加できます。

「私を除いて」「担当者を除いて」という意味なので、「以外」です。

物や場所を除く

この方法以外は試していない。
東京以外にも店舗がある。
水以外は飲まなかった。

人だけでなく、物・場所・方法などにも使えます。

「意外」は予想と違うことを表す

「意外」は、自分の予想やイメージと実際が違ったときに使います。

「意外と〜」の形

この問題は意外と簡単だった。
彼は意外と料理が上手だ。
この道は意外と空いていた。

「思っていたより」「予想に反して」という意味です。

「意外な〜」の形

意外な結果になった。
意外な人が優勝した。
意外な一面を知った。

こちらも、「予想していなかった」という意味です。

「以外と」は間違い?

よくある間違いが、

以外と簡単だった。

です。

この場合は「思ったより簡単だった」という意味なので、

意外と簡単だった。

が自然です。

「以外」は「何かを除く」という意味なので、「以外と簡単」では意味がつながりません。

「意外にも」と「以外にも」は両方ある

ここは特に間違えやすいところです。

「意外にも」

意外にも彼が一番早く到着した。

「予想に反して」という意味です。

「以外にも」

東京以外にも店舗があります。

「東京を除いたほかにも」という意味です。

見た目は似ていますが、

意外にも=予想に反して
以外にも=それ以外にも

と意味がまったく違います。

迷いやすい「以外/意外」のケース

「思ったより簡単だった」

意外と簡単だった。

「思ったより」に言い換えられるので「意外」です。

「自分を除いて全員」

自分以外は全員参加した。

「自分を除いて」と言い換えられるので「以外」です。

「それ以外に方法がない」

これ以外に方法がない。

「これを除いたほかに」という意味なので「以外」です。

「予想外の結果」

意外な結果だった。

「予想していなかった結果」という意味なので「意外」です。

「以外」と「意外」の見分け方

「〜を除いて」なら「以外」

  • 私以外
  • 東京以外
  • これ以外
  • 水以外
  • 方法はそれ以外にない

「思ったより・予想外」なら「意外」

  • 意外と簡単
  • 意外と近い
  • 意外な結果
  • 意外な一面
  • 意外にも成功した

一言で覚えるなら、

除く → 以外
予想外 → 意外

です。

まとめ

「以外」と「意外」は、読み方は同じ「いがい」ですが、意味は大きく違います。

以外=あるものを除いたほか
意外=予想や想像と違うこと

たとえば、

私以外は知っていた。
意外と簡単だった。

のように使い分けます。

迷ったときは、

「〜を除いて」と言えるか → 以外
「思ったより」と言えるか → 意外

を確認すると判断しやすいでしょう。

🌱 言葉のたね|この違いもチェック

タイトルとURLをコピーしました